2012年1月31日 (火)

多重債務情報 470

1月17日 読売新聞

17日で発生から17年を迎える阪神大震災では、家や仕事を失った人たちが、消費者金融などから借金を重ね、多重債務に陥るケースが相次いだ。震災後に福山市に移住した豊中ふき子さん(58)(仮名)もかつて、借金を重ね、苦しんだ一人だ。「責任を感じ、『助けて』の一言が言えない」。自らの経験を振り返り、東日本大震災でも、同様の問題を心配している。「つらいことばかりだが、あの体験があったから、今、他人を思いやることができる」。豊中さんは苦しかった日々を振り返った。17年前のあの日、豊中さん家族3人は、兵庫県尼崎市の自宅で被災した。木造2階建ての住宅は全壊し、家財道具も持ち出せなかった。夫の勤務先の計らいで、次男を残し、夫婦で福山市に移り住んだ。生活は苦しかった。夫は出張が多く、独りで家にいると、震災の恐怖がよみがえった。1996年、同県内に住む母親がB型肝炎で入院した。心配でならず、新幹線で月10回も見舞いに通った。家財道具を一からそろえたこともあり、出費がかさんだ。足りない生活費を消費者金融から借りた。最初はほんの5万円程度。それが次第にふくれあがった。返済のためにまた借金をした。持っていた貴金属を売り、アルバイトをしても間に合わなかった。ヤミ金に手を出した。

夫にも、誰にも相談できなかった。「頭がまひしていた。自分で何とかしなければと、それしか考えられなかった」。2003年、借金は約10業者、計約350万円になっていた。ある業者に「返せない」と弱音を吐いた。猛烈な取り立てが始まった。夫の勤め先にも電話が鳴った。初めて夫に実情を打ち明けた。離婚は覚悟していた。だが夫は「わしがもう少し気を付けていれば良かった」と言ってくれた。夫婦で一緒に、多重債務者を支援する「福山つくしの会」に相談した。会は自己破産の手続きを手伝ってくれた。翌04年1月に自己破産した。再出発を誓った直後、悲劇が起きた。同年11月、同県西宮市で一人暮らしをしていた次男(当時29歳)が自殺した。次男は、2年前にB型肝炎が原因で倒れ、定職に就けずにいた。遺書はなかったが、車のローンなどもあったようだ。「私の借金を知り、言いづらかったのだろう。なぜ気付けなかったのか。自分だけ助かり、息子を救えなかった」。豊中さんは今、同じような境遇で苦しむ人たちの力になろうと、「つくしの会」で体験談を語る。昨年3月の東日本大震災で、自分と同じような体験をする人がいるのではないかと、心配でならない。「けなげに耐える姿の陰で涙をこらえているはず。必ず支えてくれる人たちがいることを伝えたい」と思っている。

消費者金融から借金をし、多重債務に陥る人は、ギャンブルなどで作った借金がほとんどだと思っていましたが、経済的な理由から借金し、気付けば多重債務者となり、借金を返済するためにまた別の業者から金を借りるという自転車操業に陥っている人が少なからずいるということも事実です。震災がきっかけで多重債務に陥ってしまう人もこれから多く出てきそうな気がします。誰が悪いわけでもない、自然災害の前では人間など無力なものです。弁護士や司法書士はこれから多く出てくるであろう多重債務者救済に奮闘していただきたいですね。借入した業者がヤミ金で、鬼のような取り立てに遭っている人がいるかもしれませんし、今後多重債務に苦しみ、自殺しようかどうか悩む人たちが出てくるかもしれません。そんな人たちの力に少しでもなっていただきたいと思います。震災は多くの人の人生を強制終了させただけでなく、助かった人の人生をも大きく変えてしまいましたからね。こんな悲劇は絶対にあってはならない、ですが日本は地震大国ですのでいつどこでこのようなことが起こるかわからないのも事実です。震災がきっかけで多重債務になった時、気兼ねなく相談に行ける環境を作っていただきたいと思います。それだけで多重債務者はずいぶんと救われるはずです。

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2012年1月30日 (月)

多重債務情報 469

1月16日 毎日新聞

熊本北署は12日、金の売買を装って違法に貸金業を営んだとして、熊本市新屋敷3、会社役員、富永光樹(37)▽同市古川町、同、堀之内朗彦(37)▽八代市鏡町有佐、無職、平野公宏(37)--の3容疑者を貸金業法違反(無登録営業)の疑いで逮捕した。容疑は10年10月~昨年4月、金の売買に見せかけて熊本市や宇城市の男女4人に計約125万円を貸し付け、県に無登録で貸金業を営んだとしている。同署によると、顧客に希望額を上回る額の金をいったん売却。その場で売却価格より安く下取りし、現金を顧客の口座に振り込んでいたという。売却価格と振込額の差額が実質的な利息だったとみられる。法定額以上の利息で貸し付けをしており、出資法違反の疑いでも捜査する。調べに対し、3人とも「金の売買をしていただけだ」と容疑を否認。家宅捜索をしたが金は押収されなかったという。

ヤミ金ですか…グレーゾーン金利の廃止で、過払い金返還される可能性ありということで、債務整理に訪れる多重債務者が激増したことにより、正規の貸金業者はどんどん破綻に追いやられました。それほど債務整理というのは凄まじかったようです。その一方で、正規の貸金業者からお金を借りられない人々がヤミ金に流れるという現象も起き、上記のような違法業者が暗躍し、多重債務者を囲い込んでいたのもまた事実なんですね。最近のヤミ金は店舗を持たず、携帯でやり取りをする人が多いそうですので、債務整理を依頼してもあまり過払い金は期待できないというのが現状です。貸金業法違反や出資法違反で捕まる業者や人はほんの一握りなんですよね。こういうところに手を出すと死ぬまで追いまわされるというイメージがありますので、絶対に手を出さないようにしていただきたいと思います。

多くの人を多重債務に陥れ、過払い金の可能性までも摘んでしまうのがヤミ金の恐ろしいところです。スポーツ新聞や週刊誌に載っている貸金業者は十中八九ヤミ金ですからね。「審査不要」、「即日融資」と言った甘い言葉で多くの人を多重債務者に陥れようと待ち構えていますので、誘惑に負けて借りてしまうととんでもないことになるわけです。債務整理という言葉が流行り始めた頃、ヤミ金の暴力的な取り立てのシーンや借金が積もりと持って自己破産寸前の人などの特番がよくテレビで流れていましたが、今現在もこのような状況に怯えている多重債務者の方も多いと聞きます。債務整理をすると日々の不安から解放されるだけでなく、数年にわたって消費者金融と取引のある人は過払い金が期待できます。ですので、もしこのブログをお読みの方で、ずっと多重債務に悩んでいるという方は債務整理をすることをお勧めしますね。払い過ぎた利息過払い金として返還される可能性が大いにありますから。

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2012年1月27日 (金)

多重債務情報 468

1月13日 読売新聞

千葉県警匝瑳署は12日、千葉県弁護士会所属の弁護士佐伯幸男容疑者(82)(東金市田間)を自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。発表によると、佐伯容疑者は11日夕、匝瑳市飯倉の国道126号で乗用車を運転中、横芝光町の無職女性(65)の自転車に追突、女性に2週間の軽傷を負わせたまま逃走した疑い。同署は、後続車両の運転手の目撃証言から佐伯容疑者を割り出した。同署によると、佐伯容疑者は「何かにぶつかったが、物か縁石かと思っていた」などとして逮捕容疑を否認しているという。

何かにぶつかったらと思ったら一応止めて確認したほうがよかったのでは…ひき逃げを起こした人の言い訳の常套手段は「怖くなって逃げた」が最も多いですが、この記事のように「人をひいたとは思っていない」旨の言い訳も非常に多いように思います。目の前に人がいたら絶対に気付くと思うんですけどね…大型トレーラーを運転していたわけではなさそうですし…しかも自転車に乗っている人にぶつかったんなら凄い衝撃でしょうから絶対にわかると思うんですけどね…。万が一のことが起こっていたら、どんな言い訳をしてももう手遅れなんですよ。

人をはねた人を弁護する側にいる人間がこんな呑気なことを言っていては困ります。人かどうかも判別できないような人は車を運転しないでいただきたいですよね。こんな人が走る凶器に乗っていると思うと恐ろしくて仕方ないです…。まだまだ、視野も狭く、周りが見えていないまま車に乗っている人がわんさかいるでしょうからこのような理不尽極まりないひき逃げ事故はこれからも起き続けるような気がします。最後になりますが、弁護士さんならこんなことをやらかしたらどうなるかということくらい簡単に想像できたと思うんですけどね…。本当に人と思わなかったんでしょうかね…だとしたら恐ろしすぎます。

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2012年1月26日 (木)

多重債務情報 467

1月12日 産経新聞

沖縄県司法書士会の元会長(70)が、知的障害者らの財産を管理する成年後見制度で預かった現金など約1億3千万円を無断で投資していたことが10日、同会などへの取材で分かった。県警が業務上横領の疑いで捜査している。同会によると元会長は2009年から11年7月ごろまでの間、成年後見人として県内の知的障害者や高齢者計4人から預かった財産を無断で投資した。同会の関連団体から昨年9月に通報があり、発覚した。司法書士会の調査に対し元会長は「本人のためを思って投資したが、深みにはまってしまった」と事実を認めているという。同会の崎間敏会長は「成年後見制度に対する国民の安心を裏切る許し難い行為であり、社会に対しおわびする」とのコメントを出した。

投資と言っても立派なギャンブルですからね…成年後見人である司法書士が深みにはまるのは言語道断です。ちなみに…投資したお金はポケットマネーではなく、預かったお金ですからね。司法書士本人が、ポケットマネーで投資にハマり、とんでもない借金苦になったり大損したりしたとしても自業自得ですので知ったことではありませんが、人の金をつぎ込んでしまうのはいけません。司法書士として以前に人としてアウトですね。精神上の障害などで、物事をうまく判断できない人達に後見人をつけて、代わりに色々なことをしてもらうという画期的な制度である一方で、この成年後見制度を利用した犯罪も最近ではよく見かけるようになりました。お金を着服したり、勝手に契約を結んで懲戒処分になる弁護士や司法書士も多くなりましたからね。

私たちも、いずれは歳をとり、高齢で一人暮らしをしなければいけない状況が来るかもしれません。また、寝たきりになり、財産を守ってくれる人が誰もいないという状況が来るかもしれません。そんな時に、事理弁識能力を欠いているのをいいことに悪い人たちがやってきて、高額契約を結ばれてお金奪われるかもしれません。そんなことにならないようにきちんとした専門家が代理人として依頼者の代わりに奔走するべきなのですが…そのお金を代理人である司法書士が使い込むなんてことは許されるわけがありません。弁護士や司法書士は犯罪行為をするとどんな罰が待っているかということは分かるはずだから悪いことはしないだろう…なんて考えてはいけないということなんですね。もっとも、大半の弁護士や司法書士の先生はこんなことはしないんですけどね。

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2012年1月24日 (火)

多重債務情報 466

1月24日 プレスリリース

より身近なリーガル・サービスを目指す弁護士法人アディーレ法律事務所(東京都豊島区,代表弁護士:石丸幸人,以下アディーレ)は,全国規模の支店展開をし,あらゆる分野のリーガル・サービスをワンストップで提供できる綜合法律事務所を目指しています。このたび開設する京都支店は,国内の法律事務所としては全国最多となる第18号支店となります。京都府の雇用情勢は低水準ながらも改善の動きを見せていますが,現金給与総額は3年連続で減少し,景気は依然として足踏み状態となっています。さらに,海外経済減速や急速な円高等による悪影響もあり,経済は依然として厳しい状況にあります。(京都府経済の動向[平成23年12月報告],平成22年毎月勤労統計調査地方調査結果概要[平成23年4月発表])。京都府の方は倹約質素であって,地縁的なしきたりをきっちりと守り,個人生活には一線を画して一定レベル以上に立ち入らないという成熟した県民性をもつといわれていますが,だからこそ,多重債務に苦しみながらも,誰にも相談できずに取立に耐え,黙々と返済を続けている方が多いのではないかと推察されます。

京都支店を開設するアーバンネット四条烏丸ビルは,金融やビジネスの中心地である烏丸通と,商業エリアとして賑わう四条通の交差点にある,2010年11月にオープンしたばかりのオフィスと商業の複合施設です。仕事帰りやショッピングの途中にも立ち寄りやすく,お気軽にご相談いただける場所に開設しますので,京都の皆様にとっても,より身近で相談しやすい法律事務所になれるものと考えております。アディーレは,多重債務や借金問題でお悩みの方々の債務整理に特化した法律事務所であり,これまで60,000件以上の受任実績があります(2012年1月現在)。また,弁護士という敷居の高さゆえに,ご相談への一歩を迷われている方々のために「過払い金 無料診断キャンペーン」を実施しております。これは,法定金利に基づいた引き直し計算を「無料」で行い,債務整理過払い金返還請求の具体的な見通しについて,ご相談を受ける前に案内させていただくサービスです。全国屈指の債務整理の実績をもち,業界のトップリーダーであるアディーレだからこそ,率先して弁護士のあるべき姿を目指します。京都府の皆様にとって,弁護士が少しでも安心で身近な存在になることを願ってやみません。

凄いですね…ペース早すぎでしょ…少し前は青森支店宇都宮支店が出来たばかりのような気が…しかも関西には神戸支店大阪支店があるのに京都支店を出すとは…本当に儲かっているんでしょうね。今はかぐや姫頑張れというCMをやっている法律事務所です。少し前はブタのCMもやってましたからね。この大不況にもかかわらず業績はすごいんでしょうかね??勝手な想像ですが…。多くの企業が事業を縮減したり、人材を減らしたりしている中で、攻めて攻めて攻めまくっているということは不況なんてものともしない勢いがあるということなんでしょうかね。アディーレ法律事務所債務整理に特化しているということをやたら強調してますが、交通事故不動産登記にも力を入れているそうです。このブログでも、支店ができると、ここに支店が出来ました、次はここに支店ができるのでは?と勝手な予想をしていた時期もありましたが、支店ができるペースが早すぎてもう追いつけません。関西方面にここまで集中して出すということは多重債務者が結構多いということなんでしょうかね?京都府やその近県にお住まいの方で、多重債務に苦しんでいるという方がいれば、過払い金が返ってくるかもしれませんので、是非一度、相談に行ってみてはいかがでしょうか。

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